【アトピー改善】アトピーの痒みのメカニズム 医学的なお話 ③
前回お話しした 花粉症などにも処方される アレグラやアレロックのような
ヒスタミン を抑える 抗ヒスタミン剤はアトピーの痒みの多くには効かないことから 何が原因かと調べ続けられていました
その結果 IL-31という信号が原因ではないかと解明されました
アトピー患者の血にはこれが非患者に比べ高濃度なのだそう
さらに深く関わっているのが EPAS1というタンパク質です
このタンパク質が発現すると IL-31が産生される
このIL-31からでた痒み信号を ニューロキニンB という物質が NK3R という受容体 を介し脳に その信号を伝えて
わたしたちは 痒い!!!!!
となっている
通常は DOCK8はMST1という分子を介して、EPAS1の核への移行( そして活発化してIL-31を産生すること)を抑制しているが
このDOCK8がなんらかで欠損することで EPAS1が発現し IL-31が産生され痒みを誘発するということです
DOCK8が正常
EPAS1を抑制
IL-31の産生させない
ことがアトピーの痒みを解決してくれるかもしれません
EPAS1とIL-31の流れの研究がさらに進み
画期的な薬ができる日が来ることを祈ります
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この記事は mihyang's blog を間借りしております。
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